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BSE問題、確率をいわれても

_002  メロンパンを初めて作りました……我ながらほれぼれする出来です……美味しい……。メロンパンといっても、チョコメロンパンで、メロンの味はしません。ただし、使った酵母は、この夏に作ったメロンの酵母です。

パンを初めて作ったのは30年前のこと。子供たちに少しでも添加物のない安全なものを食べさせたいと思ったのがその動機。途中長い中休みがありましたが、天然酵母を作り始めた昨年から、また復活。やり始めると止まらないのが私……

 で、8日、日曜日の朝、これほんとうにNHK? と家の者に思わず尋ねてしまったのが、「羅針盤 牛丼危機脱出経営術」。なにしろ数10分の間、牛丼の吉野家のコマーシャルもどき、アメリカ牛輸入のプロパガンダもどきをしていたのですから。

 8月にいろいろ良い番組をしていてくれたNHKに対する気持が、脆くも崩れ去って、呆然としていた、というのは大げさですが、呆れてしまったのは事実です。

 ご存じのようにアメリカ牛輸入停止になって以来経営危機にさらされていた吉野家が、全米の食肉工場の中でも安全に処理していると判断した8社を選んで牛丼が復活した、という話で、もっぱら経営面からみたアメリカ牛の輸入問題でした。

 これだけ議論の多いBSE問題を抱えたアメリカ牛輸入について、いかにも安全ですよ、というメッセージを発するように、吉野家の経営者を登場させて説明していたのには驚きました。

 牛丼食べに云ってる人たちは、これまでの(BSEの原因といわれる異常プリオンについても)食品添加物の感覚でいるのよね、それで少しぐらいなら大丈夫と思っているのじゃない? と私。

 いや、これが庶民の感覚で、庶民の代弁をしているだけじゃないのか、というのは夫。

 BSE問題に関しても、さあ、どちらの意見をとるかはみなさんの自由です、とばかりに、それぞれの専門家がそれぞれ反対のことを言っているわけで、私たちには選択の自由があるといわれても、困ってしまいます。

 中には確率論からいって、変異生クロイツフェルトヤコブ病で日本人の死者が出るのは1万年に1人もいない、という専門家もいるようです。

 これまで100万頭ものBSE感染牛が食べられてきたイギリスでは、2006年6月までに156名の患者が出ているとのこと。

 結局日本人と英国人の牛肉の食べ方の違い等を考慮して、確率が1,000分の1×100分の1、つまり毎年0.00001人の患者が出る、ということになるらしい。ここから1万年に1人の確率で変異性クロイツフェルトヤコブ病にかかるかも知れない、だから気にするな、という結論が出るようです。

 ただ現に日本でも1人、患者が出ています。それで、あと1万年近くは発生する怖れはない、ということにはなりませんし。

 リスクゼロを求める消費者の態度が不合理だといわれても、輸入牛に関して、どうもアメリカではダウナー牛の処理にいろいろ疑惑と問題が生じていることを考えると、信用しろ、という方が無理です。

 

 追記:
 ダウナー牛を農場に埋めているという証言もありますし、アメリカUSDA監査局が、ダウナー牛の食ルート混入を認めた、というニュースもあります。10ヵ月間の調査で、12のと畜場のうちの2つで20頭のダウナー牛を見つけたというのですから、かなりな高率です。 

 

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