新首相は衆議院を解散すべき
新首相を選出する臨時国会は26日に召集される見通しですね。総裁選はこの首班指名選挙の候補者選びに過ぎないわけですが、過半数の票を得て首相に指名される人は、もうほとんど決まりのようです。なんだか、すっごくむなしい……。
そこで新首相は、国民に信を問う意味で衆議院を解散すべきでしょう。
折しも、今日の毎日新聞朝刊には、前宮城県知事淺野史郎氏がそのことを指摘されています。
「昨年の『9.11選挙』で国民が政権を委ねたのは小泉首相。安倍さんに委ねた覚えはありません。」
「選挙を経なければ、安倍さんであれ誰であれ、国民に信を問うていない政権になり、足場は弱くなる。」
「安倍さんは『憲法改正に道筋をつける』と言うけど、そんな大変なことをするなら『国民に選ばれた政権』になった方が、政権運営の自信になるはずです。」
この淺野史郎さんは、たしか9.11選挙の際は郵政民営化に賛成されていた方で、HPを見てちょっとどころか、かなり、がっかりした覚えがあります。
それでもこの論は明快ですよね。
もっとも政権運営の自信になるような結果が出たら、ほんとうに、この国の行方とこの国の民主主義に失望してしまいそうですが。
でもじっさい、世論はアベ氏を支持しているのでしょうか。
作られた虚像に幻惑されているのでしょうか。
| 固定リンク
「政治」カテゴリの記事
- BSE問題、確率をいわれても(2006.10.10)
- 伝統への思い、そして教育基本法改正案にいう「伝統」とは(2006.10.08)
- こんなのイヤだ! 土下座選挙(2006.10.06)
- 東京都教育委員会への緊急要請署名へのお願い(2006.10.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント