たまには音楽のことでも
知り合いのピアニストご夫妻の来日デュオコンサートで、今日は一日中外出しておりました。
演奏中は写真を控えたので、いいものがなくちょっと残念ですが、こじんまりした楽しいコンサートでした。
ご主人はフランス人、奥さまが日本人です。
ご主人は国立ボルドー音楽院Conservatoire National de Region de Bordearxで教鞭もとられていて、公開レッスンもされました。
シューベルトはいつの時代の人かな? に始まって、楽曲の理解には、背景となる時代の理解が必要だとお話しされました。
キーワードは「革命」、「自由」。
近代ヨーロッパの文化を語る上では、この2つは欠かせないようです。
そういえばフランスでは、小学生の時から、音楽の時間には各音楽院に行って、好きな楽器の指導を直接専門家からうけるシステムになっています。
その上、大学まで授業料は無料です。いいですねえ。
ところで、連弾用のピアノ曲はあまり多くはありません。
その昔、かのリストが連弾用にアレンジしてヨーロッパ各地を回ったおかげで、あのベートーベンの9つの交響曲が一気に知られるようになった、というのはさる作曲家のお話でした。
そして連弾は、作曲家たちの秘められた恋の成果か、愛する女性と、せめて腕でもからませたいと望んだか、巧みに2つの腕を交差させるように作られている箇所があるのだか。
久しぶりに、音楽に身を浸らせたひとときでした。
コンサートの後はささやかなパーティ。
ワインを片手に、
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コメント
ヨーロッパ大陸において,大学まで授業料が無料という制度はフランス革命以降のものです。
例えば,ニュートンが在籍してた英国トリテニィ・カレッジの場合,サブサイザー(準免費生)とサイザー(免費生)が13名,コモナー(自費生)が150名,スカラー(奨学金支給生)が67名,フェロー(教員兼特別研究員)が60名,プロフェッサーが3名という構成でした。つまり,主に貴族やブルジョアの子弟のコモナーによって,カレッジの経済的な基盤が存立していたのです。
面白いことに,理系の学生でさえ,名前を後世に残した偉大な科学者がどのような生計を立て人生を歩んだかという「科学史」の知識はほとんどないのが現状です。芸術家の場合も過度に美化して虚像を作っていることは,しばしば見受けられます。音楽の場合,まず「楽器という財産」と「優秀な教師」が必需品ですから,経済状態を知ることは最初の一歩かと思います。
投稿: kaetzchen | 2006年7月17日 (月) 13時00分
いわゆる「偉人伝」のみではありませんよね、人を美化するのは。各種の「教育的配慮」で、民話でさえも、脚色され美化されて子供たちに伝えられてきた歴史があります。そんな〈虚飾〉の上っ張りを剥いで生身の人間を見せたい、とも思いますが、今度は逆にテレビのワイドショーの追求に辟易します。
音楽家の経済状態も、たとえば、モーツアルトにしても、従来教えられてきたものと実際は、ちょっと違うようですね。
投稿: とむ丸 | 2006年7月18日 (火) 11時02分
それにしても最近,エロビデオなんかのコメントが増えましたね。ココログは何か対抗手段を持ってないのかな。
# goo だとかなり工夫しないと,url をはじかれてしまいます。(^^;)
投稿: kaetzchen | 2006年7月18日 (火) 13時31分
そうなんですよね。それで朝1番の仕事は、そんなコメントやTBの削除です。
投稿: とむ丸 | 2006年7月18日 (火) 16時20分