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ワーキング・プア――働いても働いても豊かになれない

 昨日のNHKスペシャルで、働いても働いても豊かになれない、働く貧困層、ワーキング・プアの問題をが取り上げらていました。

 あいにく私は終わり近くになってから偶然見たのですが、見ているこちらの方が、胸も痛くなって、辛くなります。

 チラッと目にした農家の方の日焼けした顔を見たとき、思わずWTOの農業交渉を思い出して、このままでは悪くなることがあっても良くなることはないのでは? という考えが頭をよぎります。
 

 入院して9年になるアルツハイマーの妻を持つ、紳士服の仕立てを本業にする老人は、町の人口も減って注文もなくなり、かろうじてお直しで細々と仕事を続けています。

 6万の年金は妻の入院代に消え、介護保険料その他の値上がりにはとても耐えられそうにありません。

 生活保護を受給したくとも、100万の貯金があってはできない。妻の葬式費用にと貯めてきた100万だが、取り崩さざるをえないだろう、という話です。

 仕事場の壁には、優秀な仕立て技術を讃える賞状がずらりと掛かっています。私が育ってきた時代は、手に技術があったら食べていける、といわれていました。でも今は、たとえ町に人が戻ってきても、そういう時代ではないのでしょうね。

 長年、真面目にこつこつ、懸命に生きてきた人が、晩年になって食うや食わずの生活を送らざるをえない社会って、いったいなんだろう、と疑問とも怒りともつかない感情がむくむくとわき上がってきます。

 会社をリストラされ、妻にも先立たれ、深夜勤務も含めて1人で3つの職を掛け持ちしながら、やっと子供2人との生活を維持している男性。

 また親から養育拒否や虐待を受けた子供たちが暮らす養護施設の、普通の生活がしたいと願う子供たち。

 なにも特別欲深なことや贅沢なことをいっているわけではない、ごく当たり前の平穏な生活への願いでしょう。

そして最後の若い路上生活者。

 うちの子どもと年齢もほとんど変わりません。親に捨てられたも同然の生活を中高校生の頃から送ってきて、その頃から働き続けてきたようですが、30を過ぎると勤め口もなくなったとか。優しい眼をして、欲もなく、本人はその日の食べ物にありついただけで安心していました。

 人を踏みつけてでも上にはい上がろう、などという欲も持ち合わせていない人たちばかりなのでしょう。むしろ、他人に道を譲ってしまう人たちかもしれません。一様に穏和な、いい顔をしていました。

 そして、働いても働いても、豊かになれない……。

 最後に3人の識者が指摘する問題は、

 人口の10~20%が社会の底辺に沈殿する怖さ一代で終わらない貧困の状態。社会から排除された状態。 

 所得格差が教育の格差になること。公教育の充実の必要性。税金を投入すべきこと。

 トライできない社会は、社会全体の衰退という結果を招くこと。社会の再生産ができないこと。

 などでした。

 キャスターの説明では、各自治体でも、こうした生活苦の実態は把握していないそうです。

 そして、努力が足りないのではない。意欲のない人はひとりもいなかった。子供たちが未来の希望を失うような社会ではいけない、という言葉で番組は終わりました。

 階層分化がいわれて久しい私たちの社会で北九州の餓死については報道されましたが、その他の具体的な姿がなかなか見えてきませんでした。いえ、想像力を使えば、容易にわかることでしょう。でも、想像と実際の姿を目にするのでは、やはり違います。

 いつの間にか、私たちの社会は、ここまできてしまった、という思いに揺すぶられます。

 兵器こそ使わないけれど、これもまた暴力だ、暴力が猛威をふるう社会だ、という思いにとらわれます。

 これからの5年間で、文教科学費も社会保障費も削られていきます。防衛費は、表向きは削減されていますが、内閣官房予算等に含まれているものを勘定に入れていません。

 まさか、この国の指導者たちまで、ライス長官のごとく、「新しい日本の産みの苦しみだ」、なんていうのではないでしょうね。

 こんなのおかしい、こんな社会はおかしい。

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「社会」カテゴリの記事

コメント

この番組は見ていないのですが、本当にこんな社会はおかしいです。再出発支援などというのが、口先だけで役に立たないのはこんな状況を見ればわかります。
それに、せっせと働いて繁栄を築いてきた人たちが引退する年齢になったら邪魔者あつかいするような、ぎすぎすした社会では、子供や若い人だって幸せになれるのでしょうか?一生貧困からはいあがれないと思ったら子供を産む気になるでしょうか。

同じNHKで見た、インドの、天才的数学者が個人で開いた学校で学ぶ貧しい階層の若者たちの顔は、希望に輝いていました。

投稿: ヘリオトロープの小部屋 | 2006年7月24日 (月) 12時51分

「りんご台風」&「出稼ぎ問題」←自作のメルマガ連載中の小説の中で書いている最中です。

 家を持っている人は、生活保護を受けられません。これはね・・反面、夜働いているのに、嘘をついて、生活保護や雇用保険をもらっている人もいます。

投稿: 江戸川心歩 | 2006年7月24日 (月) 14時14分

ホントにたまたまですが、後半の仕事を掛け持ちするお父さんのエピソードあたりから見ました。タイトルもワーキングプアではね・・働く貧困層 という日本語に訳すと多分どこかから検閲が入るのでしょうかね。
格差社会のどこがいけないと開き直る方がいましたが、うまれてきた子供達が小学校に時点で既に格差がついていることに、こんな社会が良いわけ無いと一般ぴーぽーは考えるだろうと思いますがね。
これが実は選挙の争点の筈なのに色んな話しを分離させ、争点を薄めているような気がしてなりません。

投稿: なかまた | 2006年7月24日 (月) 14時26分

>江戸川心歩さん

でも,そういう「うそつき」は実際にはほんのわずかの心ない人たちだけで,大部分の生活保護受給者は本当に最後のセーフティネットとして頼る人々です。例外的な「うそつき」を例に掲げて,それ以外のまじめな失業者も総て生活保護を打ち切る・減額するというのは,とても先進国とは言えない話です。

つまり,日本はいつの間にか,先進国という幻想から,発展途上国へ転がり落ちてしまったんですよ(笑)

ここにトラックバックを送ってくる「罵愚と話そう「日本からの発言」」さんなんかは,こういう人でなしの典型例ですので,皆んなで石をぶつけて遊びましょう(笑)

投稿: kaetzchen | 2006年7月24日 (月) 17時19分

とむ丸さんが記事の中で触れておられるWTOについて、日本では報道が少ないせいか、他の問題に比べてちょっと関心が低すぎるような気がしませんか?

投稿: PFC | 2006年7月24日 (月) 18時53分

ヘリオトロープさん、なかまたさん、こんばんわ。
「再出発」といってもあれは単なる言葉遊びか、つじつま合わせか、などと思ってしまいますね。政府や政権与党が本気を出していれば、もっとどうにかなりそうですが。格差をむしろ歓迎しているのではないか、と疑いたくなります。

江戸川心歩さん、はじめまして。
 私は生活保護受給についてあれこれ主張したわけではありません。また、恫喝まがいなことや不正な手段で受給している人がいることも知っております。だからといって、大勢の保護を必要とする人たちを切り捨てることができるでしょうか。
 愚直なまでに真面目だったり、要領が悪かったりして報われずに懸命に生きている人、他人に騙されこそすれ、人を騙すことなど思いもよらぬ人、人に出し抜かれて踏みつけられることがあっても、自分からけして他人を踏みつけようとしない人、そんな人を私は応援したいと思います。

 なお、人を小馬鹿にしたような言葉でコメントしてくる場合は、遠慮なく削除させていただきますので、ご了承ください。

kaetzchenさん、さすがに石ぶつけごっこはいたしません。でも、心の中でうんと軽蔑しています。
 それにここは私のブログですから、自分が同意できないTBは削除しますから、ご心配なく。

PFCさん、いらっしゃい。
 WTOへの関心が低いのは確かです。地味な話題ですが、即私たちの生活に影響を与える結果になりますよね。
 米国大使館のHPをご覧になったことはありますか。あれに、「貿易自由化は日本の消費者に恩恵をもたらす」等という文書が載っています。そもそも、農産物を他の工業製品と同じように扱うところがおかしいですよね。


投稿: とむ丸 | 2006年7月24日 (月) 19時36分

大雨で増水した川に石をぶつけても意味はないですね(笑)

冗談はさておき,NHKあたりが「農作物」を「のうさくぶつ」と発音していることに,私はものすごく違和感を感じています。農業の作物だから「のう・さくもつ」が正しいのではないでしょうか。「のうさく・ぶつ」なんて,如何にも工業製品としての「農産物」という感じを受けて,私は嫌ですね。

# 英英辞典を引かれると,上記の意味がよりいっそう分かるかと……。

WTO など国際機関の発する警告は素直に受け止めるべきでしょうね。日本はいつまで「先進国」のつもりなのでしょうか,と嫌みの一つも言いたくなります。

投稿: kaetzchen | 2006年7月24日 (月) 21時07分

kaetzchenさん、おはようございます。
 アナウンサーが「のうさくぶつ」と発音していたのは知りませんでした。日頃、テレビも見ないですし、車に乗ったときも、うるさくてラジオを消すこともありますし。今度耳にしたら、メールしよう。

 それはそうと、今回もウヨちゃん達の大好きなテーマだったようで、おかげでアクセス数が倍増しました。
 ありがとうございました。m(_ _)m

投稿: とむ丸 | 2006年7月25日 (火) 09時38分

 どうも、初めまして。
 【Under the Sun】参加者の一人で、『嗚呼、負け犬の遠吠え日記』のkomichiです。
 kaetzchenさんとこのトラバから来ました。

 このところ仕事が立て込んでいて、自分とこの真エントリーもままならない状態ですが。

 それはさておき、件の番組は録画しておきましたが、まだ観られていません。しかし、非常に興味のあるテーマです。
 ただ私が、最も問題だと思うのは、そのような「格差社会化」の進む中で、犠牲になっている人(ワーキング・プアーやニート・フリーターとなってしまっている人)たちの中にさえ、格差社会化を積極的に肯定する人たちが少なからずいることです。それどころかそれを懸念・批判する人たちに攻撃を加えようとする人たちさえ中にはいます。ここにチョッカイ出そうとしたウヨの皆さんも、もしかしたらそういった人たちではないですか? いや、削除されてしまったのなら、よくはわかりませんが(笑)。

 ちなみに、ちょっと古い記事ですが、こういった問題について私なりに考察したエントリーを以下に紹介します。参考までに。

http://moon.ap.teacup.com/komichi/65.html

 あー、中途半端なまま、ストップしちゃってますが、再掲載とシリーズ再開した方がいいですかな?

 まあ、極論というか、冷たい言い方をしますと、(実は勝ち組でもエリートでもない)ネットウヨの皆さん方が、いつかスポンサー(親)がいなくなって、格差社会化の荒波をモロに被って、「自己破産→ネット接続料金すら払えなくなってネットから消える→路頭に迷う」ってなことになっても、ある意味「自業自得」「自己責任」だと思うのですが(酷)。
 しかしそのために、他の真面目にコツコツ働いている人たちも巻き添えになるというのは、何ともやりきれないですな……。

 あっと、よく考えたら私自身もあまりエラそうなことを言ってられないかも。
 私なんか、夜勤や残業、休日出勤あても月給が手取りで20万越えない時がほとんどですから。おそらく私も「ワーキング・プアー」か……。

投稿: komichi | 2006年7月25日 (火) 21時44分

NHKの番組見ながら、「死ぬなよ」「生きろよ!」と願っていました。
東京で勤務していたデザイン事務所の4人の先輩や同僚4人のうち3人がバブル崩壊後に亡くなり、一人は行方不明です・・・皆30~40代です。突然死から心筋梗塞、自殺でした。仲間での共同事業に失敗して命の炎が消えていったんですね。
みんなまじめで一本気でちょっと助平ないい人達でした。
口先で「再チャレンジ議員連盟」なんて言ってるやつらがいますが、何度も復活できないんですよ人間は・・・映画の「ゾンビ」ではないんです。人は燃え尽きちゃうんです・・・残念ですけど。
「口先だけのやつら」にはきちんと理解してもらいたいですね・・・
「血」が騒ぎましてすみませんでした。(^^;;;
今夜は削除していただいても結構です(^^)ではでは。

投稿: こば☆ふみ | 2006年7月25日 (火) 23時47分

komichiさん、はじめまして。
>犠牲になっている人たちの中にさえ、格差社会化を積極的に肯定する人たちが少なからずいる。
というご指摘は様々な人が語っていますよね。これについてのシリーズは、最近あまり若い人に接していない私にとっては興味のあるところです。ぜひ、再開していただきたいですね。「敗者・弱者ほど」見る「甘い夢」は、一種の白昼夢で、決して健康な状態ではないですね。
 また若者とは別に女性の支持層、○ちゃ~ん、と黄色い声を張り上げる人たちも大勢いるようですが、同じ女でもどうも私には不可解な所がありまして、こちらはこちらで、若者達とはまた別な夢を見ているようです。

こば☆ふみさん、おはようございます。
 こうして朝が来るたび、頭の中もちょっとはすっきりしていて、生まれ変わった気がします。歳をとるたび夜に弱くなって、頭の中も堂々巡り。朝、目覚めと共に人生を「是」とする肯定的な感情が湧いてきて、また頑張ろう、という気持ちになります。
 今現在、苦境にある方々にも、早くそんな朝を迎えていただきたいです。
 

投稿: とむ丸 | 2006年7月26日 (水) 09時39分

私のブログが時々 goo の60万のブログの中でトップランキングに入ることがあるので,自分より上位にある連中ってどんなブログなのかなーと,観察したことがあります(ひま人)。

毎日第1位が「最新韓国情報」。「ヨン様~!」という雄叫びが聞こえてきそうなブログで,ダントツの1位。なるほど,案外この辺に「別の女性の支持層,○ちゃ~ん」が潜んでいるのかなと深読みしてしまったりします。

こば☆ふみさん同様,私もある意味,燃え尽きてしまった一人なんでしょうねぇ。最近は論文も書かずに,目が見えるうちにできること=少女マンガの話ばかり書いてたりしますから(笑) 書籍とか論文は全盲になっても,機械で読めますけど,マンガだけはどうしようもない。あとは高価だけど医学書のカラー版はバージョンアップする度にアマゾンへ発注かけてたり。どうも,技術屋というのは,元商売道具に未練があるんですねぇ……。

# しかし,komichi さんの労働条件はひどいな……。私も昔,団交で経営者をつるし上げにしたことがあるけど……。(^^;)

投稿: kaetzchen | 2006年7月26日 (水) 10時52分

komichi さん、こんにちは。

>  まあ、極論というか、冷たい言い方をしますと、(実は勝ち組でもエリートでもない)ネットウヨの皆さん方が、いつかスポンサー(親)がいなくなって、格差社会化の荒波をモロに被って、「自己破産→ネット接続料金すら払えなくなってネットから消える→路頭に迷う」ってなことになっても、ある意味「自業自得」「自己責任」だと思うのですが(酷)。

う~む、鋭い分析です。(^_^;)

多くの「ネットウヨク」の皆さんは、彼らにとって不利益をもたらす政策を推進する「小泉・安倍」が大好きなようです。
逆に彼らにとって有利になるはずの意見を述べる「市民派・護憲派・社会民主主義者・サヨク」の皆さんを毛嫌いして攻撃する。

論理的にはきわめてオカシイ状態なのですね。
一種の自殺行為とさえ言えるかもしれません。

投稿: 喜八 | 2006年7月26日 (水) 13時17分

喜八さん,こんにちは。少女マンガの世界に浸ってる kaetzchen です(自爆)

彼らの辿ってきた教育課程を検討してみると,やはり「ゆとり教育」が根本にあるんじゃないかなと思います。学校の先生自体が,評価の仕方が細かく分類されすぎていて悲鳴を上げた,精神科へ通院する先生が激増したという位のシロモノです。

そもそも,「論理的にオカシイ」ことを見抜けるか否かは,物事を順序立てて積み上げることができるかどうかという考察パターンを身につけられるかで決まります。

また,ねとうよの書いたものを読んでいると,作文になっていない。他人の書いたものの引用を並べたり,ひどい場合にはコピー&ペーストするだけだったりします。自分の言葉で自分の身の回りのことを作文した経験がひどく欠乏している気がします。大学入試で私大入試から英作文や数学の証明が消え去ったことも,恐らくそんなことの原因じゃないかなと思ったりもします。

自殺行為というより,そのように育てられた子供たち,と言った方がいいかな。コクトーの『恐るべき子供たち』かな。<萩尾望都じゃないよ

投稿: kaetzchen | 2006年7月26日 (水) 18時44分

喜八さん、kaetzchenさん、こんばんわ。
 komichiさんとの間で盛り上がってますね。
komichiさんの、新自由主義に幻想を見た若者の分析はおもしろいですよ。
 それで私は、おばさん世代が見た幻想を考える前に、なぜ私は就任時から小泉純一郎、という人をいまいち信用できなかったのか、と考えてしまいました。でも、何となく、としか説明できません。何となく胡散臭かった……ええカッコし過ぎと思った……とにかく「軽く」見えた……。
 だいたい、○ちゃ~ん、なんて呼ばれて喜んでいるあの歳の男って、気持ち悪くないですか?
 で、おばさんが見た幻想というのは、多分komichiさんが指摘した若者が見た幻想より、ずっと単純だったような気がします。

投稿: とむ丸 | 2006年7月26日 (水) 21時46分

この番組は観ていない(私はめったにテレビを見ないので……)のですが、ここ2~3日、周囲で非常に話題になっているので、自分も半ば観たような気になっています。アルツハイマーの妻を持つ老テイラーの話、不定期のアルバイトでは家賃さえ払えずホームレス生活をしている人の話……。

> こんなのおかしい、こんな社会はおかしい。
と、私の周囲の人間もみんな思っています。それが普通の感覚、ではないでしょうか。これが「産みの苦しみ」だと言うのであれば、新しい日本などいりませんね。

投稿: 華氏451度 | 2006年7月26日 (水) 22時37分

とむ丸さま こんばんはです(^^)
何も知らない人は現状で必死にがんばるんですよね、でも10年前、20年前を知ってる先輩が何も救いの手を出さないことにも問題がありそうですね・・・。世代間でお互いに助け合う道を探さないと厚みのある社会が出来ないと思います。先輩に教えられ、しつけられる(愛のムチ・・・すっきゃねん!)のもその人の財産ですし、その人の後輩へつながる宝物だと思います。
基本は毎日の事なんですけれど、大きな社会環境を変えないとだめですね。

>kaetzchenさん、あなたを見ているとどんなことになっても「ただでは起きない」強さがありますね(^^)良いもの持ってはる・・・人の真価は他人ではない自分自身で測るものだと思いませんか?・・・お互いに真直ぐ正直にまいりましょう。
ではでは。

投稿: こば☆ふみ | 2006年7月27日 (木) 00時17分

おはようございます。
 華氏さん、
 あなたの周囲でも話題になっているのですね。
昔、リストラをされた男は能力がないんだ、と断言した高校生がいました。父親がサラリーマンだったら、口が裂けてもそんなこといえないだろうに、と思ったものです。
 誰でもが努力と才覚で世の中を渡っていけるわけではないし、人間の程度ってちょぼちょぼ、大同小異よ。でも、その大同小異のところで競争させられている、それがなんとも皮肉です。とにかく、人を選別せざるをえない社会なんでしょうか。

 こば☆ふみさん、
 いつも暖かい言葉をありがとうございます。たとえそれが私に対するものでなくとも、うれしいです。
 世代間で協力すべきところが、今はかえって反目しあっていますね。
 それが一番端的に表れているのが、年金問題でしょうか。
 なんだか意図的な世論誘導を感じてしまいます。

投稿: とむ丸 | 2006年7月27日 (木) 08時27分

不愉快で絶望的な気分が続いています。私の周囲にもリストラの対象になったのが何人かおります。他人を蹴落としてでも……とは思えない、やさしい人間ばかりです。不定期のアルバイトをしながら「奥さんのパート収入」を足して何とか食いつないだり、年金生活の親の元で養ってもらったりしてまだ飢えるところまでは行ってませんが、明日への希望はない。再チャレンジなんて、しらっとした顔で言ってくれるな!

投稿: 華氏451度 | 2006年7月27日 (木) 11時00分

ええっ、華氏さんの周囲でもそんなことがあるんですか?!
 
 そういえば、もうずいぶん昔のことですが、バブル崩壊直後でした。私の知っている小さなデザイン事務所で、経営者(女性です)が従業員同士を競争させて、当事者の2人が、特に年配者の方が神経をすり減らしたことがありました。
 この競争をさせられた2人は双方とも優しいいい人達でしたが、競争原理こそ事業発展のもとと信じ込んだ経営者が、ことある毎に2人の仕事を見比べて裁断をくだしたわけです。かなり粘着質の経営者でしたから、その間のストレスは想像に難くない、というところでした。
 そうして比べられればられるほど、心優しい人は萎縮して、伸びる芽さえ摘まれていく。結局、彼女は首を切られました。
 幸い、捨てる神あれば拾う神ありで、別の事務所へ行って仕事を続けました。現在どうなっているかは、交流もなくなりわかりませんが。
 心優しい人ほど、そうしたストレスに心身を削られていくのでしょうか。
 でもそんなストレスって、回復にも時間がかかるんですよね。華氏さんのご友人も、今、きっとくたびれ果てていますよ。
 何とか元気になって、何とかもう一度、諦めずにチャレンジできるように祈っております。
 今は親元に帰るなり何なりして、ひとまず休養。リハビリです。

投稿: とむ丸 | 2006年7月27日 (木) 15時41分

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