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民主党と共謀罪――一体どうなっているの?

Photo_23  河北新報社によると、

 民主党の小沢一郎代表は15日夕、山形市内で記者会見し、「共謀罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案について「犯罪の構成要件が漠としていて法定主義に反し、基本的人権を侵害する恐れがある。司直の裁量の余地が多すぎる」と批判した。

ということですが、
今日(17日)のアサヒコムの速報によると、

民主党は17日午前、法務部門会議を開き、与党との修正協議に向けた再修正案をまとめた。共謀罪の適用対象となる「組織的犯罪集団」の定義を改め、与党側に歩み寄った

という報道がなされています。

 すぐに民主党のサイトへ行くと、

(江田参院会長)は、共謀罪を含む条約刑法や医療制度改革法案の採決が迫ってきている中、党首討論も開催されるとして、特に共謀罪について、「合意をしたと疑われるだけで警察が捕まえに来る」などとして、その内容を改めて批判。「厳しく対応していく」とし、日本を監視社会にしてはいけないなどと決意を述べた。

とあります。

 一体どうなっているのでしょう。

 衆議院と参議院では対応が違うのでしょうか。再修正案もまだまとめた段階ですから、提出されていないのでしょうか。それで、まだWebsiteには載っていないのでしょうか。

19日に法務委員会で強行採決、などという話もあります。それに、共謀罪に負けず劣らず凶暴な「サイバー法案なるものが民主党のサイトに載っていました。心配です。

治安維持 共謀罪で パーフェクト
市民に「見せない」「言わせない」「聞かせない」の三ない運動で恐怖政治を実現しよう!!(
©橋本勝さん)

(マンガとこのコピー、情報流通促進計画byヤメ記者弁護士さんからお借りしてきました。)

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「政治」カテゴリの記事

コメント

私は民主党の本音まではわかりませんし、小沢党首が本当にどう言ったか直接利いたわけではないのでニュアンスまではわかりません。ただ、東京で集会などに出ている限りは、民主・社民・共産は少なくとも「与党案廃案」では一致している。17日夜の集会の報告でも、たしかに再修正案は作ったが、それは与党に歩み寄ったというものではなさそうです。「修正案を出していくという形で与党の意図(本音)を引きずり出したい」という側面もあるように聞こえました。そういうやり方を、共産党・社民党もひとつのやり方として認めているふうです。いずれにせよ3党が連携しなければつぶせない、ということは3党ともわかっているふう。

投稿: 華氏451度 | 2006年5月18日 (木) 01時36分

最近の9条の会の活動を見ていると,社民党と共産党と民主党と市民運動とが細かい違いは抜きにして,互いに連携し合うという傾向にあるようです。先週の朝日新聞の文化面に小熊英二がポピュリズムの怖さについてインタビューを受けてましたけど,恐らくは今のネット右翼を代表とする自民党支持層というのはばらばらな「アンチサヨク」だけで固まってる集合体に過ぎず,これまでの組織で固めていた自民党政治とは異なるものだという彼の指摘は当たってると思いますね。実はこれは以前,中曽根氏が指摘してたことでもあるのですが(さすが海軍経理学校の秀才!)。

そういう意味では,これからの戦略としては,ポピュリズム的ファシズムにいかに対抗して行くかということになるのではないでしょうか。言ってみれば,市民ひとりひとりが声を出して行かなければ,マスコミやネットに載った「アンチサヨク」の意見が「多数派」として誤解されてしまうということにも繋がりますね。

投稿: kaetzchen | 2006年5月18日 (木) 09時44分

華氏さん、ありがとうございます。
ちょっと安心しました。
それでも、今日の朝刊は小嶋元社長の逮捕のニュースが大見出しで、強行採決のことは申しわけ程度です。
昔は強行採決の模様がテレビのニュースでよく流れていたけれど。

投稿: とむ丸 | 2006年5月18日 (木) 10時57分

kaetzchenさん、おはようございます。
ほんとうにそうですね。
小熊英二さんの指摘は、私も注目しています。数年前の朝日の記事ですが、「『不安』が導くナショナリズム」という切り抜きをとっていますが、当時の状況から全然改善されていませんね。ひどくなっている。

投稿: とむ丸 | 2006年5月18日 (木) 11時12分

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